ひらがね まさんど
移住者インタビュー
陶芸家
茶道,料理,お箏
- 甲賀市へ移住した理由は?
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20代のから焼き物に味があり、そのからにはよくっていました。六古とお茶の地が同じ場にあるにいつか⾃のを持ちたいと思うようになりました。※窯業試験場の支援は陶芸家には最高の環境とのこと。
『窯業を学びたい』
そんな気持ちに応えてくれる。信楽窯業技術試験場
住所:甲賀市信楽町勅旨2200-5
電話:0748-83-8700
- 朝宮ってどんなところ?
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・京都府と大津市に隣接し、都市へのアクセスが意外と便利。
・日本五大銘茶に数えられる「朝宮茶」の産地。
一面に広がるお茶畑のパノラマが絶景です。
・国道307号沿いには飲食店が数多く並ぶ。
バイクライダーも多く、休日にはたくさん人が訪れる。
- 住居はどのように探しましたか?
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きっかけは地域の方の一言から
はじめ借りられる家を探していましたが、条件に合う物件はありませんでした。そういったことを地域の方(窯場の地主さん)に相談したところ、その方の隣の家が空いていて、その方の協力もあり、譲っていただくことになりました。
- 毎日どのように生活を楽しんでいますか?
作陶家としての暮らし
まず焼き物をベースに暮らしていきたいというのがあります。毎日粘土をこねたり、ろくろをまわしたり、窯をたいたりという生活が軸です。焼き物にもいろいろありますが、僕は茶道につかう茶碗とか水差しに興味があって、特に井戸茶碗という朝鮮半島で焼かれていたときの茶碗をつくるようになりました。
作陶家としてさらなる高みへ
お茶のことがわからないと、どういう茶碗をつくったらよいかが分からないので、茶道を習うようになりました。石州流大口派という武家茶で京都の大徳寺でお稽古をつけてもらっています。というわけで、茶道と焼き物の両輪で生活を楽しんでいます。
こんなこともしています!!
こんな田舎でも仕事はたくさんあります。お茶処ですので、春の一番茶、二番茶の収穫の際はお手伝いをしています。また学童保育「まさんど塾」で、近所の子どもさんを預っています。教えることより、子どもから色々と教えられることが多いです(笑)。
- 日々の生活で課題はありますか?
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村全体の課題だと感じるのは、信楽に憧れて移住したいという人はすごくたくさんいるのに、住んでもらうところがないということですね。私はたまたま恵まれた物件に出会ってラッキーでしたが、空き家対策などを整え、移住希望者が住むことができる物件を紹介しやすい環境が整えば良いと思います。
最後に周りの方々は 本当にいい人たちばかりで、心の底からいいところだなあと思っています。
都会にはない、素晴らしいふれあいの空気がしみじみあると日々感じています。