嶌田 夫妻
移住者インタビュー
ライター、会社員
音楽鑑賞、読書
- 甲賀市へ移住した理由は?
以前、私たちは東京都に住んでいましたが、新型コロナウイルス感染症の流行もあり、在宅勤務で仕事をしていました。「もっと自然があり、落ち着いたところに移住したい」と思うようになり、いくつか移住先を検討していました。そのなかで、甲賀市は移住支援金や空き家リフォームの補助制度が充実しており、魅力を感じたので、移住することを決めました。
- 住居はどのように探しましたか?
京都府に住む両親が所有していた空き家があったので、そちらを譲り受けました。築30年ほどの一戸建ての住宅でしたが、建物におおきな傷みもなく、きれいな状態でした。住むにあたって、水まわり設備の交換やフローリングの張り替え、エアコンの設置などをリフォームをしています。
- 移住して意識、気持ちの面で変化はありましたか?
東京都は人も物も多く、仕事や生活の面ではとても便利でしたが、選択肢の多さと忙しなさに疲れてしまうことがしばしばありました。甲賀市は豊かな自然に恵まれた地域なので、そうした煩わしさを忘れることができる環境だと思います。また、時間の流れがゆっくりと感じるようにもなりました。
- 甲賀市で暮らしてよかったと感じられること、不便に感じられることはありますか?
おいしい地野菜や果物、特産品のお茶が手に入りやすいのは嬉しいですし、近江牛を手頃な値段で楽しめることも魅力的です。また、国道1号線や新名神高速道路があるため、京都や名古屋などの都市圏へのアクセスもよく、便利です。一方で、電車やバスなどの公共交通機関がよわいので、車での移動が必須となってしまうことが気にかかっています。
- 普段どのように生活を楽しんでいますか?
ふたりとも在宅勤務なので、平日の日中は家で過ごしています。ときどき庭に出て、外の新鮮な空気を吸って気分転換しています。休日は庭の手入れをしたり、早朝から喫茶店でモーニングを楽しんだりしています。
- お気に入りの場所はありますか?
陶器が好きなので、信楽にはよく遊びに行きます。いろんな工房を見てまわり、お気に入りの食器や置き物を探すのが楽しみです。また、ダムも好きなのでときどき見に行きます。土山町にある青土ダムは、めずらしい形の洪水吐が見られるので、お気に入りの場所です。
- 今後、取り組んでみたいことはありますか?
友人を自宅に招き、バーベキューなどを楽しめるように、庭の手入れを進めています。庭が広く、特に夏の間はものすごいはやさで雑草が伸びてしまうので、苦労しながら手入れをしています。庭がある程度かたちになってきたら、家庭菜園も充実させたいと思っています。